当世中学生漢字事情

どーもオリゴ糖

2010年07月30日 11:45

塾で中学生が毎回書いていくコメントを見ていると、漢字の間違いが目につく。
特に多い5つをご紹介する。


その1:「解き方」を「問き方」と書いてくる。

「問」や「問う」でしょっちゅう目にしているので脳裏に焼き付いているのか...。
「解」は「かい」と読む方が多いからかも知れない。


その2;「意味」を「意見」と書く。

そりゃあ「見」も「み」と読むが、これでは意味が通じない。


その3:「落」という字。サンズイの横に草かんむりと「各」を書く。

正しくは草かんむりが優先。
その下にサンズイと「各」が入らなければならない。
これ、大人でも間違っている人意外と多いですよ。


その4:「図」の内側。カタカナの「シ」に斜め線を入れる。

本来は「ツ」に斜め線である。

「図」以前に、カタカナの「ツ」と「シ」の書き分けができていない生徒もいる。
ひらがなを参考に、「ツ」は「つ」をイメージして上の横線を揃え、上から下へ払う、
「シ」は「し」と同様に左の縦線を揃え、下から上へ払う...と教えるとうまく行く。



その5:「鳥取県」を「取鳥県」としてしまう。

「取」よりも「鳥」の方が「とり」と読むイメージが強いのだと思う。
鳥取県は、その位置も島根県とよく混同される気の毒な県である。


日々生徒に接していると、「え?」という間違いや、
「そんなことも知らんのか!?」と驚くことが少なくない。
続きはまた機会を改めてご紹介したい。









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