できの悪い子ほど可愛い?
長年阪神ファンをやっているので、ある程度予想&覚悟はしていた。
それにしても、本当に「ここぞ!」で勝てない。
勝負所で弱すぎる...。
今シーズンのラストゲーム。
勝てばセ・リーグ2位確定という試合だった。
クライマックスシリーズを甲子園で開催できる権利を、自力でつかみ取るはずだった。
相手は最下位の横浜。
打つ方の主力である外国人2人はすでに帰国している。
しかも投手は防御率10点越えで今季未勝利。
失礼ながら、楽勝だと思っていた。
でも、阪神のことだからもしかして...という不安も...。
結局0対2で完敗。
ランナーは出るのだが、チャンスで主力がことごとく凡退。
今年何度も見てきたパターンだ。
終盤には、チャンスが来ても、どうせダメだろうと期待しなくなっていた。
で、今年2本目という松本と、プロ初安打という筒香にホームランを浴びて終わり。
なんだ、この情けない試合は...。
東京ドームでは、負けてくれるかも(これでも阪神2位確定)...と期待した読売が、
投手部門3冠の広島・前田健太を打って勝利。
阪神は3位に落ち、今日読売が負けてくれなければ、甲子園には戻れなくなった。
読売や中日は大事な試合はほとんど落とさない。
阪神は逆にほとんど負けているのではないか。
やはり精神面の脆さなのか?
メンバーが替わっても、この悪しき伝統は脈々と受け継がれているようだ。
優勝が懸かるどころではなく、
たかだか勝てば2位という程度の試合でプレッシャーに負けてガチガチとは...。
これではクライマックスシリーズの戦績も目に見えている。
昔から、何度裏切られてきたことか。
何年、悔しい情けない思いをしてきたことか...。
それでもファンをやめられないのは、できの悪い子ほど可愛いという心理か?
確かに、何年も続けて優勝という優等生では、少々面白味に欠けるかも知れない。
それにしても、何年も続けてあと一歩の所で最後に失速という問題息子は苦労の種だ。
性根から鍛え直さなくては...。
そんなファンの声には耳も傾けず、来年も監督、コーチは留任だという。
こりゃあ当分優勝は無理だな...。
生きている間にはなんとか実現してほしいものだが...。
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