中国製PCの実力

どーもオリゴ糖

2011年06月23日 12:01

前回の記事からずいぶん間が空いてしまった。

実はパソコンを買い換えたのだ。
データの引っ越しやアプリケーションの再インストールに時間を取られ、ブログどころではなかった。

きっかけはネット環境を光回線に換えたことだ。
松代の山間部にある我が家はNTT局舎から3.7km。
これまでADSLの8Mコースに入っていたが、
回線速度を測定してみると1.5から2.1Mbps...。
反応が遅く、イライラしていた。

こんな山の中にも数年前に光回線が届き、
光への切り換えを促す電話が頻繁にかかってくるようになる。
それでも、料金面でまだまだ差があるからと敬遠していた。

ところが、ある業者からの電話を機にいろいろ調べてみると、
「ひかり電話」に申し込み、さらに今レンタルしている無線LANルータを買ってしまえば、
トータルでは月々の費用は大差ないことがわかった。
プロバイダを選べば、キャッシュバック分で高性能のルータが買えるし、
プロバイダ料金も1年間無料なので、今のプロバイダにメールアドレスだけ残しておいても損はない。

ということで、めでたく光回線が開通した。
ところが...ネットに繋げてみても速さを実感できない。
新しいページに飛ぶのに、相変わらず数秒かかる。
多少は速くなっているようだが、これじゃ光に換えた意味がない。

試しに回線速度を測ってみたら、22Mbps...。
光は理論上100Mbpsだが、実質は40~50出ればいいと言う。
その半分か...。
それでも従来の10倍にはなっているのに、ほとんど恩恵を感じられないのはなぜだろう。

ネットで調べて、知り合いにも相談してみた。
どうも、パソコンの性能が原因のようだ。
我が家のパソコンはWindows XPの初期のもの。
もう10年になる。
パソコンの世界では一昔も二昔も前の製品だ。
CPUも古いし、メモリは増設したとはいえ750MB。
おまけにCドライブが満杯になっている。
せっかく光にしたのだから、思い切ってパソコンも新調することにした。

とは言え、10万もの出費は痛い。
知り合いに教えてもらったところ、
中国や台湾製のものが、価格も安くて性能も高く、評判がいいと言う
中国のlenovoというメーカーは、IBMのPC部門を買収したので、
安くても中身はIBMだとのことだ。

早速価格comで探してみると、確かに高性能で安い!
同じ性能のNECや富士通製品に比べると、半額くらいではなかろうか...。

CPUとメモリ容量を重視して比較検討を重ね、
結局、CPUがCore i3、メモリ4GB、HD500GBのWindows7(64ビット)のものを購入した。
21.5インチのワイド液晶ディスプレイ付きで53,000円。
とても得した気分だが、「中国製」に一抹の不安も...。

結果、大正解だった。
立ち上がりもレスポンスも格段に速くなった。
回線速度は平均70~75Mbps。
今日は82.155Mbpsを記録した。

サクサク動いてくれて何のストレスもない。

余計なものは入っていない状態だったので、マニュアルが簡素なのもいい。
故障時などの対応が気がかりだが、「レノボジャパン」という日本法人もあるので何とかなるだろう。

ブランドという安心感と比べてどちらを取るか...。
人それぞれだろうが、私はこのメーカーのパソコン、強くお薦めしたい。














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