安協会費不払い運動

どーもオリゴ糖

2011年06月27日 12:14

前々回の記事の続き。

「車両割」の存在理由と徴収方法に疑問を持った私は、ネットでいろいろ調べてみた。
先の会議での「上に聞いておく」は、いつ返事が来るかわからない。
集金に移る前に、自分なりのスタンスを明確にしておかなければならない。

結果、免許更新時に入会を勧められる「免許割」についてのページは多かったが、
肝心の「車両割」については数えるほどしか意見がなかった。
そんなもの、とっくに廃止している所が多いということか...。
逆に、地区の役員が強制的に徴収しているとの話もあったが...。

松代安協のホームページはなかったので、長野県交通安全協会のサイトからメールも出してみた。
 「車両割」は何のためにあるのか?
 「免許割」と二重に徴収しているのは問題ではないのか?
 「車両割」だけでは会員ではないというのは不公平ではないのか?
 「免許割」も含めた金の流れを明確に示してほしい。


もちろん松代安協の地区役員であることも明記した。
自分自身は「免許割」「車両割」ともに払っていないことも...。

仕事場から出したメールに返事が来ないので、5日後に家のPCからも再送する。
今度は文末に、「納得できる返事がもらえなければ、集金に協力できかねる」と付け加えておいた。

それなのに2週間たっても返事が来ない。
なめてるのか、回答のしようがないのか...。

先週の金曜日、とうとう電話してみた。
メールを見ていないのかと思い確認すると、チェックしていると言う。
それなら返事が来ないのはどういうわけだと問い詰めた。
こちらの名を聞いて担当者に替わる。
すると、そのじいさん、こんなことを言った。
「遅くなりましたが、さっき返事を出しました。」
そんなタイミングの良い話があるかと思ったが、
「そこにも書いたように松代安協にも話をしておいたので、何か連絡があると思う」というもっともらしいセリフに、
若干「本当かも?」と感じる。

ところが...今日になっても、仕事場にも自宅にもメールは届いていない!
まったく、開いた口がふさがらない。
よく、そんなすぐにばれる嘘をつくものだ...。

これで気持ちが決まったので、今日、受け持ち分の4軒を訪問した。
義務ではないこと、払わないのが悪ではないこと、
払うなら、何のメリットもない寄付だと認識してほしいことなどを伝える。

1軒は留守で保留。
2軒は、私が去年「払わなくてもいい」と言っておいたのを「若い衆」と相談し、今年はやめるとのこと。
しめしめ...。

ところがもう1軒に驚いた。
応対に出たのは私と同年代の息子だ。
払わなくてもいいのはわかっている、寄付でもいいから払うという。
それなら断る理由もない。
タイトルには「不払い運動」と書いたが、私の目的は「車両割」の真実を知ってもらうことなのだ。

しかし、こういう人たちをどう理解したらいいのだろう。
純粋な寄付行為とは少し違う気がする。
もう一つ、「日赤奉仕団」という戦時中のような組織もあるのだが、
これも含めて、村社会での微妙な立ち位置が関係しているのかも知れない。

ともあれ、残りの1軒への対応、そして県安協への追及をしっかりしなければ...。
結果によっては、また続編を書きます。








※ 画像は家の前で見つけたクジャクチョウ。
  その派手さから、東アジア産のものは geisha と呼ばれているそうです。





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