2010年05月10日

三角形の合同条件についての疑問

中学で習う三角形の合同条件は、直角三角形の特例を除けば次の3つです。

 1.三辺がそれぞれ等しい。
 2.二辺とその間の角がそれぞれ等しい。
 3.一辺とその両端の角がそれぞれ等しい。


あるとき、この「3」について疑問が湧きました。
三角形の内角の和は180°に決まっているのだから、2角が等しければ当然残りの角も等しい。
ならば、一辺と「その両端の角」でなくても、どこか2つの角が等しければいいのではないだろか...?

たとえば△ABCがBC=4cm、∠A=70°、∠B=60°、∠C=50°とする。
△DEFでEF=4cm、∠D=70°、∠E=60°なら、自動的に∠F=50°になるので、
等しいのが「その両端の角」でなくても合同になるのではないか...。

こう言われると、そう言えばそうだと納得してしまいませんか?
実はこのイチャモンには重大な欠陥があるのです。
やはり一辺と「その両端の角」でなくてはいけないのです(...というか、それが一番わかりやすい)。
上の例、どこがおかしいかわかりますか?

正解は次回...。


三角形の合同条件についての疑問



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Posted by どーもオリゴ糖 at 14:48│Comments(0)よしなしごと
 
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