2011年06月27日
安協会費不払い運動
前々回の記事の続き。
「車両割」の存在理由と徴収方法に疑問を持った私は、ネットでいろいろ調べてみた。
先の会議での「上に聞いておく」は、いつ返事が来るかわからない。
集金に移る前に、自分なりのスタンスを明確にしておかなければならない。
結果、免許更新時に入会を勧められる「免許割」についてのページは多かったが、
肝心の「車両割」については数えるほどしか意見がなかった。
そんなもの、とっくに廃止している所が多いということか...。
逆に、地区の役員が強制的に徴収しているとの話もあったが...。
松代安協のホームページはなかったので、長野県交通安全協会のサイトからメールも出してみた。
「車両割」は何のためにあるのか?
「免許割」と二重に徴収しているのは問題ではないのか?
「車両割」だけでは会員ではないというのは不公平ではないのか?
「免許割」も含めた金の流れを明確に示してほしい。
もちろん松代安協の地区役員であることも明記した。
自分自身は「免許割」「車両割」ともに払っていないことも...。
仕事場から出したメールに返事が来ないので、5日後に家のPCからも再送する。
今度は文末に、「納得できる返事がもらえなければ、集金に協力できかねる」と付け加えておいた。
それなのに2週間たっても返事が来ない。
なめてるのか、回答のしようがないのか...。
先週の金曜日、とうとう電話してみた。
メールを見ていないのかと思い確認すると、チェックしていると言う。
それなら返事が来ないのはどういうわけだと問い詰めた。
こちらの名を聞いて担当者に替わる。
すると、そのじいさん、こんなことを言った。
「遅くなりましたが、さっき返事を出しました。」
そんなタイミングの良い話があるかと思ったが、
「そこにも書いたように松代安協にも話をしておいたので、何か連絡があると思う」というもっともらしいセリフに、
若干「本当かも?」と感じる。
ところが...今日になっても、仕事場にも自宅にもメールは届いていない!
まったく、開いた口がふさがらない。
よく、そんなすぐにばれる嘘をつくものだ...。
これで気持ちが決まったので、今日、受け持ち分の4軒を訪問した。
義務ではないこと、払わないのが悪ではないこと、
払うなら、何のメリットもない寄付だと認識してほしいことなどを伝える。
1軒は留守で保留。
2軒は、私が去年「払わなくてもいい」と言っておいたのを「若い衆」と相談し、今年はやめるとのこと。
しめしめ...。
ところがもう1軒に驚いた。
応対に出たのは私と同年代の息子だ。
払わなくてもいいのはわかっている、寄付でもいいから払うという。
それなら断る理由もない。
タイトルには「不払い運動」と書いたが、私の目的は「車両割」の真実を知ってもらうことなのだ。
しかし、こういう人たちをどう理解したらいいのだろう。
純粋な寄付行為とは少し違う気がする。
もう一つ、「日赤奉仕団」という戦時中のような組織もあるのだが、
これも含めて、村社会での微妙な立ち位置が関係しているのかも知れない。
ともあれ、残りの1軒への対応、そして県安協への追及をしっかりしなければ...。
結果によっては、また続編を書きます。

※ 画像は家の前で見つけたクジャクチョウ。
その派手さから、東アジア産のものは geisha と呼ばれているそうです。
「車両割」の存在理由と徴収方法に疑問を持った私は、ネットでいろいろ調べてみた。
先の会議での「上に聞いておく」は、いつ返事が来るかわからない。
集金に移る前に、自分なりのスタンスを明確にしておかなければならない。
結果、免許更新時に入会を勧められる「免許割」についてのページは多かったが、
肝心の「車両割」については数えるほどしか意見がなかった。
そんなもの、とっくに廃止している所が多いということか...。
逆に、地区の役員が強制的に徴収しているとの話もあったが...。
松代安協のホームページはなかったので、長野県交通安全協会のサイトからメールも出してみた。
「車両割」は何のためにあるのか?
「免許割」と二重に徴収しているのは問題ではないのか?
「車両割」だけでは会員ではないというのは不公平ではないのか?
「免許割」も含めた金の流れを明確に示してほしい。
もちろん松代安協の地区役員であることも明記した。
自分自身は「免許割」「車両割」ともに払っていないことも...。
仕事場から出したメールに返事が来ないので、5日後に家のPCからも再送する。
今度は文末に、「納得できる返事がもらえなければ、集金に協力できかねる」と付け加えておいた。
それなのに2週間たっても返事が来ない。
なめてるのか、回答のしようがないのか...。
先週の金曜日、とうとう電話してみた。
メールを見ていないのかと思い確認すると、チェックしていると言う。
それなら返事が来ないのはどういうわけだと問い詰めた。
こちらの名を聞いて担当者に替わる。
すると、そのじいさん、こんなことを言った。
「遅くなりましたが、さっき返事を出しました。」
そんなタイミングの良い話があるかと思ったが、
「そこにも書いたように松代安協にも話をしておいたので、何か連絡があると思う」というもっともらしいセリフに、
若干「本当かも?」と感じる。
ところが...今日になっても、仕事場にも自宅にもメールは届いていない!
まったく、開いた口がふさがらない。
よく、そんなすぐにばれる嘘をつくものだ...。
これで気持ちが決まったので、今日、受け持ち分の4軒を訪問した。
義務ではないこと、払わないのが悪ではないこと、
払うなら、何のメリットもない寄付だと認識してほしいことなどを伝える。
1軒は留守で保留。
2軒は、私が去年「払わなくてもいい」と言っておいたのを「若い衆」と相談し、今年はやめるとのこと。
しめしめ...。
ところがもう1軒に驚いた。
応対に出たのは私と同年代の息子だ。
払わなくてもいいのはわかっている、寄付でもいいから払うという。
それなら断る理由もない。
タイトルには「不払い運動」と書いたが、私の目的は「車両割」の真実を知ってもらうことなのだ。
しかし、こういう人たちをどう理解したらいいのだろう。
純粋な寄付行為とは少し違う気がする。
もう一つ、「日赤奉仕団」という戦時中のような組織もあるのだが、
これも含めて、村社会での微妙な立ち位置が関係しているのかも知れない。
ともあれ、残りの1軒への対応、そして県安協への追及をしっかりしなければ...。
結果によっては、また続編を書きます。

※ 画像は家の前で見つけたクジャクチョウ。
その派手さから、東アジア産のものは geisha と呼ばれているそうです。
2011年06月23日
中国製PCの実力
前回の記事からずいぶん間が空いてしまった。
実はパソコンを買い換えたのだ。
データの引っ越しやアプリケーションの再インストールに時間を取られ、ブログどころではなかった。
きっかけはネット環境を光回線に換えたことだ。
松代の山間部にある我が家はNTT局舎から3.7km。
これまでADSLの8Mコースに入っていたが、
回線速度を測定してみると1.5から2.1Mbps...。
反応が遅く、イライラしていた。
こんな山の中にも数年前に光回線が届き、
光への切り換えを促す電話が頻繁にかかってくるようになる。
それでも、料金面でまだまだ差があるからと敬遠していた。
ところが、ある業者からの電話を機にいろいろ調べてみると、
「ひかり電話」に申し込み、さらに今レンタルしている無線LANルータを買ってしまえば、
トータルでは月々の費用は大差ないことがわかった。
プロバイダを選べば、キャッシュバック分で高性能のルータが買えるし、
プロバイダ料金も1年間無料なので、今のプロバイダにメールアドレスだけ残しておいても損はない。
ということで、めでたく光回線が開通した。
ところが...ネットに繋げてみても速さを実感できない。
新しいページに飛ぶのに、相変わらず数秒かかる。
多少は速くなっているようだが、これじゃ光に換えた意味がない。
試しに回線速度を測ってみたら、22Mbps...。
光は理論上100Mbpsだが、実質は40~50出ればいいと言う。
その半分か...。
それでも従来の10倍にはなっているのに、ほとんど恩恵を感じられないのはなぜだろう。
ネットで調べて、知り合いにも相談してみた。
どうも、パソコンの性能が原因のようだ。
我が家のパソコンはWindows XPの初期のもの。
もう10年になる。
パソコンの世界では一昔も二昔も前の製品だ。
CPUも古いし、メモリは増設したとはいえ750MB。
おまけにCドライブが満杯になっている。
せっかく光にしたのだから、思い切ってパソコンも新調することにした。
とは言え、10万もの出費は痛い。
知り合いに教えてもらったところ、
中国や台湾製のものが、価格も安くて性能も高く、評判がいいと言う。
中国のlenovoというメーカーは、IBMのPC部門を買収したので、
安くても中身はIBMだとのことだ。
早速価格comで探してみると、確かに高性能で安い!
同じ性能のNECや富士通製品に比べると、半額くらいではなかろうか...。
CPUとメモリ容量を重視して比較検討を重ね、
結局、CPUがCore i3、メモリ4GB、HD500GBのWindows7(64ビット)のものを購入した。
21.5インチのワイド液晶ディスプレイ付きで53,000円。
とても得した気分だが、「中国製」に一抹の不安も...。
結果、大正解だった。
立ち上がりもレスポンスも格段に速くなった。
回線速度は平均70~75Mbps。
今日は82.155Mbpsを記録した。
サクサク動いてくれて何のストレスもない。
余計なものは入っていない状態だったので、マニュアルが簡素なのもいい。
故障時などの対応が気がかりだが、「レノボジャパン」という日本法人もあるので何とかなるだろう。
ブランドという安心感と比べてどちらを取るか...。
人それぞれだろうが、私はこのメーカーのパソコン、強くお薦めしたい。

実はパソコンを買い換えたのだ。
データの引っ越しやアプリケーションの再インストールに時間を取られ、ブログどころではなかった。
きっかけはネット環境を光回線に換えたことだ。
松代の山間部にある我が家はNTT局舎から3.7km。
これまでADSLの8Mコースに入っていたが、
回線速度を測定してみると1.5から2.1Mbps...。
反応が遅く、イライラしていた。
こんな山の中にも数年前に光回線が届き、
光への切り換えを促す電話が頻繁にかかってくるようになる。
それでも、料金面でまだまだ差があるからと敬遠していた。
ところが、ある業者からの電話を機にいろいろ調べてみると、
「ひかり電話」に申し込み、さらに今レンタルしている無線LANルータを買ってしまえば、
トータルでは月々の費用は大差ないことがわかった。
プロバイダを選べば、キャッシュバック分で高性能のルータが買えるし、
プロバイダ料金も1年間無料なので、今のプロバイダにメールアドレスだけ残しておいても損はない。
ということで、めでたく光回線が開通した。
ところが...ネットに繋げてみても速さを実感できない。
新しいページに飛ぶのに、相変わらず数秒かかる。
多少は速くなっているようだが、これじゃ光に換えた意味がない。
試しに回線速度を測ってみたら、22Mbps...。
光は理論上100Mbpsだが、実質は40~50出ればいいと言う。
その半分か...。
それでも従来の10倍にはなっているのに、ほとんど恩恵を感じられないのはなぜだろう。
ネットで調べて、知り合いにも相談してみた。
どうも、パソコンの性能が原因のようだ。
我が家のパソコンはWindows XPの初期のもの。
もう10年になる。
パソコンの世界では一昔も二昔も前の製品だ。
CPUも古いし、メモリは増設したとはいえ750MB。
おまけにCドライブが満杯になっている。
せっかく光にしたのだから、思い切ってパソコンも新調することにした。
とは言え、10万もの出費は痛い。
知り合いに教えてもらったところ、
中国や台湾製のものが、価格も安くて性能も高く、評判がいいと言う。
中国のlenovoというメーカーは、IBMのPC部門を買収したので、
安くても中身はIBMだとのことだ。
早速価格comで探してみると、確かに高性能で安い!
同じ性能のNECや富士通製品に比べると、半額くらいではなかろうか...。
CPUとメモリ容量を重視して比較検討を重ね、
結局、CPUがCore i3、メモリ4GB、HD500GBのWindows7(64ビット)のものを購入した。
21.5インチのワイド液晶ディスプレイ付きで53,000円。
とても得した気分だが、「中国製」に一抹の不安も...。
結果、大正解だった。
立ち上がりもレスポンスも格段に速くなった。
回線速度は平均70~75Mbps。
今日は82.155Mbpsを記録した。
サクサク動いてくれて何のストレスもない。
余計なものは入っていない状態だったので、マニュアルが簡素なのもいい。
故障時などの対応が気がかりだが、「レノボジャパン」という日本法人もあるので何とかなるだろう。
ブランドという安心感と比べてどちらを取るか...。
人それぞれだろうが、私はこのメーカーのパソコン、強くお薦めしたい。
2011年06月07日
「車両割」ってなんだ?
昨年、今年と地区の安協(交通安全協議会)の役員をしている。
何年も前から免許更新時に安協の入会手続きをしていないので、
会員ではないのだが、役だけは自治会の門順で回ってくる。
5日に今年度の総会があった。
県の安協の支部組織である松代安協の、そのまた分会の総会である。
今年も、各地区で「車両割」の会費を集めてほしいという。
加えて、松代の中でもわが分会が極端に額が低いので、
新たな加入も呼びかけてほしいとのことだ。
この「車両割」という存在がよくわからない。
本来は各戸で所有している車種、台数によって違うようだが、一律1,200円になっている。
ちなみに免許更新の際に加入するのは「免許割」という名称だ。
自治会を通じて集めるということは、
赤い羽の募金のように半ば強制なのかと思ったら、そうでもない。
私の集落では、70軒ほどのうち、「車両割」の対象はわずか10軒だ。
(もちろん、我が家は対象ではない!)
集金はたいした労ではないが、わけのわからない金を扱うのも気が引ける。
そもそも、安協への加入は任意のはずだ。
上述のように、私は一銭も払っていない。
支出のうち交通安全のために使われているのはごく一部で、
大半は職員の給与や退職金、飲食費に消えていると聞いた。
そんな警察の天下り組織のために協力する気にはなれない。
車を維持するだけで多額の税金を払っているのだから、
交通安全のための経費はそこから出せば十分ではないか...。
昨年集金してわかったことだが、「車両割」を払っている人は
免許更新時にも「免許割」を納めている人が多い。
義務だととらえているようだ。
お上から言われるままに、何の疑問もなく二重に払っているのだ。
「集める側がこんなこと言うのも何だけど、これ(車両割)別に払わなくてもいいんだよ」と
ある家で教えたら、「でもせっかく集めに来てくれたんだから...」と1,200円を差し出した。
なんだか申し訳ない気持ちになる。
断ることを知らない、人のよいお年寄りが損をしているというのが現状ではないのか...。
で、取りあえず、総会の席で質問してみた。
「車両割」とは何なのか?
「免許割」との関係はどうなっているのか...?
結果、驚くべきことがわかった。
集めた「車両割」の額によって、各分会に活動費が還付され、
それで立て看板や旗などの備品代をまかなう。
「免許割」からも若干の分配があるようだが、主は「車両割」のようだ。
それが「車両割」の存在理由の最たるものらしいが、
先にも書いたように、そんなものは自動車税やガソリン税から出せばいい。
百歩譲って、「免許割」からの分配の割合を増やせばいい話だ。
しかし、それはまだ想定内だった。
一番驚いたのは、「車両割」を払っていても安協の会員ではないということだ。
総会の資料の中に、普及を促進するためのパンフレットがあった。
長野県交通安全協会の会員になると、シートベルトを締めていて事故に遭った場合、
重度障害や死亡で10万円の見舞金が支払われるという内容だ。
しかし、「車両割」で入っていても会員ではないので対象外ということになる。
それならこんなパンフレットがあっても、我々が加入を促進する役には立たないではないか...。
支離滅裂で意味がわからない。
では、「車両割」を払うメリットは何なのか?
毎年1,200円ということは、「免許割」の2~3倍の金額を払っていることになる。
それで正会員ではなく、数ヶ月に一度中身のない会報が配布されるだけだ。
他には何もない!
そんな制度を、誰が勧めることができようか...。
だいたい、「車両割」の領収書に「会費」と明記してあるではないか。
それを払うことで、自分は安協の会員だと思っている方が自然ではないのか...。
他の出席者からも「おかしい」という声が多く上がった。
結論は上(松代安協)に確認、要望するということで終わり。
さて、今年は去年以上に、「車両割」の支払いをやめるよう説得して回ろうか...。

※ 投扇興の大会で浅草に行ってきました。結果はさんざん...。
スカイツリーの近くでは、みんなが上向いて写真撮っていました。
何年も前から免許更新時に安協の入会手続きをしていないので、
会員ではないのだが、役だけは自治会の門順で回ってくる。
5日に今年度の総会があった。
県の安協の支部組織である松代安協の、そのまた分会の総会である。
今年も、各地区で「車両割」の会費を集めてほしいという。
加えて、松代の中でもわが分会が極端に額が低いので、
新たな加入も呼びかけてほしいとのことだ。
この「車両割」という存在がよくわからない。
本来は各戸で所有している車種、台数によって違うようだが、一律1,200円になっている。
ちなみに免許更新の際に加入するのは「免許割」という名称だ。
自治会を通じて集めるということは、
赤い羽の募金のように半ば強制なのかと思ったら、そうでもない。
私の集落では、70軒ほどのうち、「車両割」の対象はわずか10軒だ。
(もちろん、我が家は対象ではない!)
集金はたいした労ではないが、わけのわからない金を扱うのも気が引ける。
そもそも、安協への加入は任意のはずだ。
上述のように、私は一銭も払っていない。
支出のうち交通安全のために使われているのはごく一部で、
大半は職員の給与や退職金、飲食費に消えていると聞いた。
そんな警察の天下り組織のために協力する気にはなれない。
車を維持するだけで多額の税金を払っているのだから、
交通安全のための経費はそこから出せば十分ではないか...。
昨年集金してわかったことだが、「車両割」を払っている人は
免許更新時にも「免許割」を納めている人が多い。
義務だととらえているようだ。
お上から言われるままに、何の疑問もなく二重に払っているのだ。
「集める側がこんなこと言うのも何だけど、これ(車両割)別に払わなくてもいいんだよ」と
ある家で教えたら、「でもせっかく集めに来てくれたんだから...」と1,200円を差し出した。
なんだか申し訳ない気持ちになる。
断ることを知らない、人のよいお年寄りが損をしているというのが現状ではないのか...。
で、取りあえず、総会の席で質問してみた。
「車両割」とは何なのか?
「免許割」との関係はどうなっているのか...?
結果、驚くべきことがわかった。
集めた「車両割」の額によって、各分会に活動費が還付され、
それで立て看板や旗などの備品代をまかなう。
「免許割」からも若干の分配があるようだが、主は「車両割」のようだ。
それが「車両割」の存在理由の最たるものらしいが、
先にも書いたように、そんなものは自動車税やガソリン税から出せばいい。
百歩譲って、「免許割」からの分配の割合を増やせばいい話だ。
しかし、それはまだ想定内だった。
一番驚いたのは、「車両割」を払っていても安協の会員ではないということだ。
総会の資料の中に、普及を促進するためのパンフレットがあった。
長野県交通安全協会の会員になると、シートベルトを締めていて事故に遭った場合、
重度障害や死亡で10万円の見舞金が支払われるという内容だ。
しかし、「車両割」で入っていても会員ではないので対象外ということになる。
それならこんなパンフレットがあっても、我々が加入を促進する役には立たないではないか...。
支離滅裂で意味がわからない。
では、「車両割」を払うメリットは何なのか?
毎年1,200円ということは、「免許割」の2~3倍の金額を払っていることになる。
それで正会員ではなく、数ヶ月に一度中身のない会報が配布されるだけだ。
他には何もない!
そんな制度を、誰が勧めることができようか...。
だいたい、「車両割」の領収書に「会費」と明記してあるではないか。
それを払うことで、自分は安協の会員だと思っている方が自然ではないのか...。
他の出席者からも「おかしい」という声が多く上がった。
結論は上(松代安協)に確認、要望するということで終わり。
さて、今年は去年以上に、「車両割」の支払いをやめるよう説得して回ろうか...。

※ 投扇興の大会で浅草に行ってきました。結果はさんざん...。
スカイツリーの近くでは、みんなが上向いて写真撮っていました。