2010年06月13日
くたばれ清潔志向!
屋内の砂場が人気だそうだ。
ショッピングセンター内にある有料施設で、
砂には抗菌処理を施し、備長炭も敷いてあるという。
犬や猫の糞もなく安心とのこと。
こんな砂場で遊んで楽しいのか?
服を汚したり、耳に砂が入ったり、
雨の後にはベチャベチャになりながら団子を作ったり...。
それが砂遊びというものではないのか...。
東京ドームを思い出してしまった。
阪神戦を観に何度も行ったが、あの息苦しさには閉口する。
2階席から見るとまさに「箱庭」(もしくは野球盤)で、
簡単にホームランが出るのも納得だ。
一度だけ行った甲子園球場とは雲泥の差である。
あの広さ、開放感、夜空に上がる白球の美しさ...。
野球を観に来ているとうだけで幸せになれる球場だった。
雨や風、気温に左右されないのがドーム球場の長所だが、
それらの要素も含めて戦うのが野球の醍醐味であろう。
そもそも「野」ではないのだから、あれは別の競技である。
人工的な要素が増えるほど、管理されればされるほど、
「快適さ」と引き替えに楽しさ、面白さは減少する。
子どもの遊びも、スポーツも同じである。
だいたい、何から何まで「抗菌」なのは異常ではないか?
抗菌仕様にさえしておけば売れるということか...。
消費者の側が本当にそれを求めているのか、
うまく踊らされているだけなのか...。
手洗いやうがいが無意味だとは言わないが、
あまりにも神経質になりすぎているのではないか?
清潔に、清潔に...汚いものは遠ざけて...と、
子どもを「隔離」していたのでは免疫はできない。
ちょっとした発熱や下痢を繰り返すことで、子どもは逞しくなっていくのだ。
アレルギーやアトピー体質の増加も、
過剰な清潔志向と無縁ではないだろう。
今の日本は、抵抗力の弱い、ひ弱な子どもを育てることに懸命になっているようだ。共用のスリッパなど履けない、小さな虫一つに男の子まで大騒ぎする...。
砂場に犬猫の糞などあってはとんでもない、という発想になるのもむべなるかなである。
日本人は退化していくしかないのか...。

ショッピングセンター内にある有料施設で、
砂には抗菌処理を施し、備長炭も敷いてあるという。
犬や猫の糞もなく安心とのこと。
こんな砂場で遊んで楽しいのか?
服を汚したり、耳に砂が入ったり、
雨の後にはベチャベチャになりながら団子を作ったり...。
それが砂遊びというものではないのか...。
東京ドームを思い出してしまった。
阪神戦を観に何度も行ったが、あの息苦しさには閉口する。
2階席から見るとまさに「箱庭」(もしくは野球盤)で、
簡単にホームランが出るのも納得だ。
一度だけ行った甲子園球場とは雲泥の差である。
あの広さ、開放感、夜空に上がる白球の美しさ...。
野球を観に来ているとうだけで幸せになれる球場だった。
雨や風、気温に左右されないのがドーム球場の長所だが、
それらの要素も含めて戦うのが野球の醍醐味であろう。
そもそも「野」ではないのだから、あれは別の競技である。
人工的な要素が増えるほど、管理されればされるほど、
「快適さ」と引き替えに楽しさ、面白さは減少する。
子どもの遊びも、スポーツも同じである。
だいたい、何から何まで「抗菌」なのは異常ではないか?
抗菌仕様にさえしておけば売れるということか...。
消費者の側が本当にそれを求めているのか、
うまく踊らされているだけなのか...。
手洗いやうがいが無意味だとは言わないが、
あまりにも神経質になりすぎているのではないか?
清潔に、清潔に...汚いものは遠ざけて...と、
子どもを「隔離」していたのでは免疫はできない。
ちょっとした発熱や下痢を繰り返すことで、子どもは逞しくなっていくのだ。
アレルギーやアトピー体質の増加も、
過剰な清潔志向と無縁ではないだろう。
今の日本は、抵抗力の弱い、ひ弱な子どもを育てることに懸命になっているようだ。共用のスリッパなど履けない、小さな虫一つに男の子まで大騒ぎする...。
砂場に犬猫の糞などあってはとんでもない、という発想になるのもむべなるかなである。
日本人は退化していくしかないのか...。

Posted by どーもオリゴ糖 at 12:25│Comments(0)
│よしなしごと