2010年06月11日

シャーペンは凶器だ!

10時になって塾も終了。
最後まで残っていた高校生も帰って、後かたづけをしていた。
左手に赤ペンとシャーペンを持ったまま、
机にあった計算用紙をクシャクシャと丸めたら、右手に激痛が!

...シャーペンの先がモロに手のひらに刺さったのだ。
推定入射角60°。芯が折れて1mmくらい肉に食い込んでいる...。
芯を抜いたら血があふれてきた。

シャーペンは怖い。
尖った鉛筆ももちろん危険だが、
あの先っぽの、芯を支えている金属部分が曲者だ。

小学生は、シャーペン使用は禁止にしている。
危険だからという理由だけではない。
勉強の途中で芯が途切れると、その度に作業や思考が中断される。
カチャカチャが面白くてつい芯を出し過ぎてしまったり、
ちょっと調子が悪いと分解し出したり...。
ほとんどオモチャになってしまうのだ。

筆圧が小さいため字が薄くなってしまう子もいれば、
逆に大きすぎて書く度にポキポキ芯を折ってしまう子もいる。
やはりその子に合った濃さの鉛筆が最適のようだ。

中学生になると、ほとんどの子がシャーペンを使っている。
私の中学時代は、まだ鉛筆が主流だった。
一時期、なぜか極端に硬い芯の鉛筆ばかり使っていた。
2Hとか3Hとか...。
周りのみんなも同様だったように思う。

今でもときどき、硬い芯のシャーペンで、
薄ーーい字を書いてくる生徒がいる。
遠近両用メガネの身には、読みにくいことこの上ない。

でも、昔の自分を思い出して、なんだか微笑ましい気分にもなるのだ。
あれは思春期のツッパリの一つだったのかも知れない。
あえて見えにくい薄さで書くことがカッコイイと思っていた。
濃い鉛筆は幼児が使うもので、
4Bより2B、それよりHB、H...と、薄くなるほど大人のような気がしていたのだろう。
...可愛いものだ。

シャーペンの話から、思わぬ昔話になってしまった。




シャーペンは凶器だ!



同じカテゴリー(日記)の記事画像
買ってしまった...
またかい!
中国製PCの実力
急募!
いまどきのユースホステル
いちめんのなのはな
同じカテゴリー(日記)の記事
 買ってしまった... (2011-08-27 11:36)
 またかい! (2011-07-31 13:35)
 中国製PCの実力 (2011-06-23 12:01)
 急募! (2011-05-20 12:05)
 いまどきのユースホステル (2011-05-14 12:13)
 いちめんのなのはな (2011-05-09 12:00)

Posted by どーもオリゴ糖 at 12:27│Comments(2)日記
この記事へのコメント
こんにちは。

 傷は、大丈夫ですか?
 お大事になさってくださいね。

 シャープペンシルで思い出したのですが、わたしは、大学時代いつもシャーペンを使っていました。ところが、このシャーペン、書くと非常に嫌な音がするのです。何と言いますか、あのガラスを爪でひっかくような、人間にとってはほぼ凶器に近い音です。しかし、わたしは自分も気持悪がりながらも、これに耐えればすごいと、訳のわからない我慢をしながら使っていたので、ある時、隣にいた友人たちに、「いい加減にやめて!!歯が浮くわ!!」と、怒られ、シャーペンを捨てられそうになりました。
 本当に、バカバカしい思い出話です。(笑)
Posted by ちよみちよみ at 2010年06月11日 16:14
ちよみさん、ありがとうございます!

お陰様で、翌日にはかなり皮が復元しました。
まだ回復力は衰えていないようです。

そんないやな音のシャーペンあったんですねえ。
ウケ狙いで作られたんでしょうか?
ガラスや黒板を引っかく音、なぜにあんなに気持ち悪いのか、
何か理由があるんでしょうね...。
たまに平気な人がいると、宇宙人に思えてしまいます。
Posted by どーもオリゴ糖どーもオリゴ糖 at 2010年06月11日 22:23
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。