2011年05月14日
いまどきのユースホステル
前回の続き。
G.W.に妻と小布施のYH(ユースホステル)に泊まった話だ。
正式名称は「おぶせの風ユースホステル」という。
学生時代はYHの全盛期で、ローカル線を巡りながらあちこちのYHに泊まった。
初日の出を見に行った尻屋崎YH(青森県)や、卒論の調査で泊まり込んだ面河YH(愛媛県)はもうない。
唐桑YH(宮城県気仙沼市)は「地震の影響で休館」とのこと。
当時は若者ばかりで、男女別相部屋が当たり前だった。
酒もタバコも禁止。
食器は自分で洗う。
夜具のセッティングと片付けも、もちろん各自の仕事だ。
シーツと毛布カバー、枕カバーが一体になった「スリーピングシーツ」なるものがあったっけ...。
(やっとこの名前を思い出した...。)
夕食後には「ペアレント}(オーナー)を囲み、宿泊者全員で「ミーティング」。
自己紹介をしたり、ゲームをしたり、旅や宿の情報を交換したり...。
そこで仲良くなった人と翌日の行動を共にしたこともある。
正月だったので、青森駅前の市場でリンゴと餅を買い、
津軽鉄道のストーブ列車で餅を焼いて食べた。
一人旅の貧乏学生にとって、YHは不可欠な存在だった。
見知らぬ人と同室になることや、半ば強制的にミーティングに参加させられることを、
ときには負担に思うこともあったが、
料金の安さと新たな出会いの魅力は捨てがたかった。
実を言うと、妻と知り合ったのも山形県の小さな島のYHだったのだ。
あれから30年ほどになる。
時代は変わった。
かつてのYHのスタイルは若者に受け入れられなくなった。
廃業するところが増える一方で、
YHの概念をがらりと変える方向にシフトして生き残ってきた宿もある。
今回の小布施YHもまさにそんな宿だった。
ツインルームがいっぱいで、トリプルにツイン料金で泊まらせてもらったのだが、
まるでペンションのような小綺麗な設備だった。
「スリーピングシーツ」の面影もない羽毛布団のベッド。
浴衣やアメニティグッズも揃っている。
共同だがトイレはウォシュレット付きで、風呂にはジェットバスまであった。
もちろんお酒も飲めるし、食器も洗わなくていい...。
宿泊客は他に、東京・墨田区の職人さんの集団(美術館で催し物があったらしい)、
同年代の埼玉の夫婦、そして30~40代の一人旅ライダーが3人(大阪・福井・東京)。
職人さんたちは外に飲みに行ったが、
残りのメンバーは夕食後談話室に集まった。
妻が誕生日と言っておいたので、オーナーがワインを2本も振る舞ってくれたのだ。
よくしゃべるオーナーと、ヘルパー(アルバイト)の女子大生(信大農学部)も加わり、
12時近くまで大いに飲み、語り合った。
これがいまどきのYHだ。
昔とはずいぶん違うが、今は今の良さがある。
快適な空間、大人同士の落ち着いた交流。
オーナーに聞いてみた。
このYHの、ペンションとの違いは何か?存在意義はどこにあるのか?
...答えは「相部屋を残していること」、そして「宿泊者同士の団らんの場を提供すること」だった。
料金ももちろんそれなりだ。
昔は二食付きで2000円以下だった記憶がある。
小布施YHは相部屋で素泊まり3600円(YH会員)。朝食630円、夕食1050円。
私たちは非会員でツインルームだったので、夕食付きで1人6000+α円だった。
それでもまた行ってみたくなる。
夫婦や家族だけの時間を楽しむのもいいが、
ときにはこんな宿も利用してみてはいかがだろうか?
きっと、新たな発見があるはずだ。

※画像は「小布施ワイナリー」。おいしいワインでした。
G.W.に妻と小布施のYH(ユースホステル)に泊まった話だ。
正式名称は「おぶせの風ユースホステル」という。
学生時代はYHの全盛期で、ローカル線を巡りながらあちこちのYHに泊まった。
初日の出を見に行った尻屋崎YH(青森県)や、卒論の調査で泊まり込んだ面河YH(愛媛県)はもうない。
唐桑YH(宮城県気仙沼市)は「地震の影響で休館」とのこと。
当時は若者ばかりで、男女別相部屋が当たり前だった。
酒もタバコも禁止。
食器は自分で洗う。
夜具のセッティングと片付けも、もちろん各自の仕事だ。
シーツと毛布カバー、枕カバーが一体になった「スリーピングシーツ」なるものがあったっけ...。
(やっとこの名前を思い出した...。)
夕食後には「ペアレント}(オーナー)を囲み、宿泊者全員で「ミーティング」。
自己紹介をしたり、ゲームをしたり、旅や宿の情報を交換したり...。
そこで仲良くなった人と翌日の行動を共にしたこともある。
正月だったので、青森駅前の市場でリンゴと餅を買い、
津軽鉄道のストーブ列車で餅を焼いて食べた。
一人旅の貧乏学生にとって、YHは不可欠な存在だった。
見知らぬ人と同室になることや、半ば強制的にミーティングに参加させられることを、
ときには負担に思うこともあったが、
料金の安さと新たな出会いの魅力は捨てがたかった。
実を言うと、妻と知り合ったのも山形県の小さな島のYHだったのだ。
あれから30年ほどになる。
時代は変わった。
かつてのYHのスタイルは若者に受け入れられなくなった。
廃業するところが増える一方で、
YHの概念をがらりと変える方向にシフトして生き残ってきた宿もある。
今回の小布施YHもまさにそんな宿だった。
ツインルームがいっぱいで、トリプルにツイン料金で泊まらせてもらったのだが、
まるでペンションのような小綺麗な設備だった。
「スリーピングシーツ」の面影もない羽毛布団のベッド。
浴衣やアメニティグッズも揃っている。
共同だがトイレはウォシュレット付きで、風呂にはジェットバスまであった。
もちろんお酒も飲めるし、食器も洗わなくていい...。
宿泊客は他に、東京・墨田区の職人さんの集団(美術館で催し物があったらしい)、
同年代の埼玉の夫婦、そして30~40代の一人旅ライダーが3人(大阪・福井・東京)。
職人さんたちは外に飲みに行ったが、
残りのメンバーは夕食後談話室に集まった。
妻が誕生日と言っておいたので、オーナーがワインを2本も振る舞ってくれたのだ。
よくしゃべるオーナーと、ヘルパー(アルバイト)の女子大生(信大農学部)も加わり、
12時近くまで大いに飲み、語り合った。
これがいまどきのYHだ。
昔とはずいぶん違うが、今は今の良さがある。
快適な空間、大人同士の落ち着いた交流。
オーナーに聞いてみた。
このYHの、ペンションとの違いは何か?存在意義はどこにあるのか?
...答えは「相部屋を残していること」、そして「宿泊者同士の団らんの場を提供すること」だった。
料金ももちろんそれなりだ。
昔は二食付きで2000円以下だった記憶がある。
小布施YHは相部屋で素泊まり3600円(YH会員)。朝食630円、夕食1050円。
私たちは非会員でツインルームだったので、夕食付きで1人6000+α円だった。
それでもまた行ってみたくなる。
夫婦や家族だけの時間を楽しむのもいいが、
ときにはこんな宿も利用してみてはいかがだろうか?
きっと、新たな発見があるはずだ。

※画像は「小布施ワイナリー」。おいしいワインでした。
Posted by どーもオリゴ糖 at 12:13│Comments(2)
│日記
この記事へのコメント
どーもオリゴ糖さんお久しぶりです。小布施のユースホステルのペアレントさんとは以前上田まほろばユースホステルさんのつながりで会った事があり懐かしく思いました。小布施のユースホステルは雰囲気がいい感じですね!ユースホステルから離れて10年以上過ぎましたが久しぶりにユースホステルに行ってみたくなりました。僕が以前宿泊したユースホステルも閉館した所が多いですが残っているユースホステルには頑張って欲しいと思います。
Posted by プラネマン at 2011年05月14日 21:07
プラネマンさん、ありがとうございます。
やっとユースの記事を書くことができました...。
そうですか、小布施のペアレントさんとお知り合いですか。
本当によくしゃべる楽しい方ですね。
またワインを御馳走になりに行きたいです。
「上田まほろば」も、妻と行ってみたいと話しています。
青木村の「富士屋」も..。
1年に1~2カ所ずつでも行けたらいいな...。
またお越しください。
やっとユースの記事を書くことができました...。
そうですか、小布施のペアレントさんとお知り合いですか。
本当によくしゃべる楽しい方ですね。
またワインを御馳走になりに行きたいです。
「上田まほろば」も、妻と行ってみたいと話しています。
青木村の「富士屋」も..。
1年に1~2カ所ずつでも行けたらいいな...。
またお越しください。
Posted by どーもオリゴ糖
at 2011年05月15日 11:26
