2010年06月12日

ウルトラマンは超メタボ

ウルトラマンの身長は40m、体重は3万5千トンということになっている。
ゴジラは身長40m、体重2万トンでちょっと細身だ。
だいたいこのあたりが相場なのだろう。

小学生の頃、怪獣映画をよく観ていたときには、そんなものかと思って気にも留めなかった。
しかし、今になって改めて考えてみると、
ずいぶんいい加減な設定であったことがわかる。

ウルトラマンで検討してみよう。
平均的な成人男性の身長を170cm、体重を70kgと仮定して比較する。

身長は40÷1.7で約23.5倍である。
3次元の話だから、高さが23.5倍になれば、幅も奥行きも23.5倍にならなければ釣り合いが取れない。
従って体積は23.5の3乗で約13,000倍になる。
当然体重もそうなるので、70を13,000倍して、910トンが適正体重という計算になる。

ところが上述のように、ウルトラマンの体重は3万5千トンである。
実に38.5倍の重さだ!
身長170cmなら2,700kgの体重ということになる。
...とんでもない肥満である。

たぶん体を形作っている素材が、人間とは比べものにならないくらい重いのだろう。
だからあんなにスラッとしているのだ。

それにしても、それだけの重さの体で激しい戦いを繰り広げるわけだ。
無重力の宇宙ならともかく、
地球上では重力に打ち勝って体を支えるだけでも大変ではないか...。

でも、だからこそウルトラマンなのだ!
人間が及びも付かぬパワーを持っているに違いない。
恐るべし、M78星雲である...。








  


Posted by どーもオリゴ糖 at 14:21Comments(0)よしなしごと