2010年05月17日
この言い方は正しいのか?~その4~
またも信濃毎日新聞の記事からである。
昨日のスポーツ欄。
我らが阪神タイガースが辛勝したことを伝え、藤川球児の言葉を紹介しているくだり...。
「今季初の失点を許した守護神は...」
「失点」とは言うまでもなく「点を失うこと」だ。
「失点を」をと来たら「喫した」、あるいは単純に「した」でなければならない。
「許した」を生かすなら「得点を許した」、もしくは「点を許した」であろう。
この「失点を許す」という言い方はけっこう実況放送でも耳にする。
その度に気になって仕方ない。
おそらく「失点は許されません」という受け身形と混同しているのではないか。
「失点は許されません」ならわかる。
この場合の「許す」の主体はファンであり、監督やコーチである。
彼らが、「点を失うこと」を許さないのだ。
しかし「失点を許す」の主体(主語)はあくまで投手、あるいはチームであるはずだ。
相手に「許す」のは「点を入れること」であり、それを失うことではない。
瞬時に言葉を選ばなければならない実況放送なら、まだ大目に見ることもできるが、
活字に残る新聞記事には正しい日本語表現を要求したい。

昨日のスポーツ欄。
我らが阪神タイガースが辛勝したことを伝え、藤川球児の言葉を紹介しているくだり...。
「今季初の失点を許した守護神は...」
「失点」とは言うまでもなく「点を失うこと」だ。
「失点を」をと来たら「喫した」、あるいは単純に「した」でなければならない。
「許した」を生かすなら「得点を許した」、もしくは「点を許した」であろう。
この「失点を許す」という言い方はけっこう実況放送でも耳にする。
その度に気になって仕方ない。
おそらく「失点は許されません」という受け身形と混同しているのではないか。
「失点は許されません」ならわかる。
この場合の「許す」の主体はファンであり、監督やコーチである。
彼らが、「点を失うこと」を許さないのだ。
しかし「失点を許す」の主体(主語)はあくまで投手、あるいはチームであるはずだ。
相手に「許す」のは「点を入れること」であり、それを失うことではない。
瞬時に言葉を選ばなければならない実況放送なら、まだ大目に見ることもできるが、
活字に残る新聞記事には正しい日本語表現を要求したい。
