2010年07月11日

夏祭り

今日は平安時代から続くという、由緒ある松代中村神社の夏祭り。

一番上の我が集落は5時半に御輿をスタート!
集落内を練り歩く中、2ヶ所で休憩が入り、
ビールだ酒だ、枝豆だおでんだ...で、すっかり酔っぱらう。

7時半に下の集落に御輿を引き渡し、
公民館に集まって「なおらい」(要は飲み会)が始まる。

昼間からどころか、朝から飲んで、午前中にはすっかりできあがってしまった。
...当然家に帰って昼寝だ。

なんだか一日を損してしまったような日だが、
4年目ともなると、これはこれで心地よい。

去年は御輿を担いだ翌日からかかとが腫れ上がり
ろくに歩くこともできなくなった。
だから、今年は妻に担がないよう言われていたが、
やっぱりその場になれば担いでしまう。

明日どうなるか...。
昨年のようにまた医者のお世話になることはないように祈る...。







  


Posted by どーもオリゴ糖 at 16:19Comments(0)日記

2010年07月10日

大きな活字ほどミスがある

塾に送られてきたパンフレット。
「パル教育システム」という教育ソフトの会社からだ。

全く興味はないのだが、何気なくパラパラめくってみる。
...面白い誤植を発見!








生徒がときどき間違えて書いてくる字だ。

他もチェックしたが、本文の説明など細かい部分にはミスがない。
意外と、こういう大きな表題の間違いの方が気づかないものなのだ。
チラシが刷り上がってから、まさかという箇所にミスを発見して青くなることも何度もあった。

徒然草の「高名の木登り」の話ではないが、大丈夫と思っている所にこそ落とし穴がある。

まさに「他山の石」
自分も重々気をつけたい...。  


Posted by どーもオリゴ糖 at 11:40Comments(0)ことば

2010年07月09日

続・大人をなめるな!

昨日は木曜日だったので、あの6年生(「大人をなめるな!」参照)がやって来た。

授業が終わって、いつものように感想を書く。
前回私が書いたコメントにどう反応するか注目だ。

昨日もまた、お迎えの車が待っているはずなのに、
30分もかけて何やら長々と書いている。
さらに書き終わったものを姉に見せてニヤニヤ...。
この時点で内容が予測でき、読むのが億劫になった。

だからと言って読まないわけにも行かないので、しぶしぶファイルを開く...・
案の定、前回に輪をかけて大人をバカにした文章がビッシリだ。

まず前回の私のコメントに対して、

 「あ~あ、大人気ないなあ。」

これからはグチは小さい字で書く、などとほざく。
その小さい字を解読してみると、「うざい」「ムカツク」が満載だ。

 「このガキと思っているでしょ?」

その通りだ!

 「子どもをなめてると痛い目にあうよ」

それはこっちのセリフだ!!

まったく、どこまで挑発的なのか...。
正直なところ、この子を伸ばしてあげたいという情熱が湧かない。
根性をたたき直すしかない。

一度親と話し合いを持つべきだろう。
辞めることになっても仕方ないと思っているが、
受験生(中3)の姉が巻き添えになるのだけは可哀想だ。

この姉も少しわがままな所があるのだが、
それでも礼節は弁えている。
昨日、後から帰った姉のファイルにはこう書いてあった。

 「妹が変なことを書いているかも知れませんが、妹はバカなので気にしないで下さい。」

さすがお姉ちゃん!
フォローがしっかりしている...。

先月末に出した親への「学習状況報告」では、
6年生の子について、手がかかる子であることをそれとなく匂わせておいた。
それに対する親の返信。

 「とにかく変わった子なのでお手数をおかけすると思いますが...」

前にも書いたが、「変わった子」とか個性とかで済ませられるレベルではない。

昨日の感想にはこんな一文もあった。

 「母が、先生の字は汚くて読めないと言ってました。」

やっぱりそういうことか...。
字が汚いのは認めるが、子どもの前で明言することはなかろうに...。

教える、教えられるという関係には、
たとえ大人と子どもであっても信頼関係は欠かせない。
子どもが先生をバカにしている状況では教育など成り立つはずがない。

彼女へのコメントにはこう書いておいた。

 「「相手を敬う」とはどういうことか、お父さんやお母さんに聞いてみてください。」







  


Posted by どーもオリゴ糖 at 12:20Comments(2)日記

2010年07月08日

白糸の滝?

涼しげな滝の写真です。
さて、どこの名瀑でしょう?

...実はこれ、さっき撮った家の裏の石垣です。

裏が山になっているので、よほどの日照りが続かない限り、
いつもチョロチョロと水が湧いているのです。
それが、昨夜の大雨で滝のような勢いに...。

この辺り、土砂災害の危険地帯になっているので、
大量の雨が降ると恐ろしいです...。

湧き水のお蔭でワサビが自生しているのは素敵なんですが...。








※シャッタースピードを思い切り遅くして、水の流れを強調してみました...。  


Posted by どーもオリゴ糖 at 12:55Comments(0)日記

2010年07月07日

妬み心

人を妬む心とは長いこと無縁になってしまった。

歳と共に丸くなってきたのか、
会社勤めではない気楽さ故か、
はたまた、自分の限界がわかってきたからか...。

恋多き若い頃は、自分はなんて嫉妬深いんだと
自己嫌悪に陥ったこともある。

嫉妬心がバネになって闘争心が高められ、
結果的によい方向に行くこともあるだろう。
それでもなお、妬み心そのものは自分では排除したいマイナス感情である。

W杯で日本がパラグアイに負けたとき、
韓国の国民は喜んだ人が多かったという。
先に韓国が敗退していたので、
日本だけが勝ち上がるのは面白くなかったようだ。
アジアの仲間よりパラグアイを応援する光景が見られたそうだ。

2002年の日韓共同開催のとき、
日本はベスト16で敗れたが、韓国はベスト4まで進んだ。
あのときは、多少の羨ましさはあったものの、
ポルトガルを、イタリアを、そしてスペインを、
次々と撃破した韓国を純粋に応援していた。
さすがに優勝されると困るなという感情はあったが...。

あれは判官贔屓のようなものだったのか...。

今回、アルゼンチンが負けたときも、ブラジル人は大いに喜んだそうだ。
お互いに優勝できる実力があったが故に、妬み心が増すのかも知れない。

結局、決勝トーナメントに5カ国も残った南米は、すべて敗れ去った。

投扇興を詠んだ俳句にこんなのがある。

 投扇興 妬み心の しばしあり

わかる...。








※画像は「やきもち」です...。  


Posted by どーもオリゴ糖 at 11:45Comments(2)よしなしごと

2010年07月06日

2日続きでSBC

SBCラジオ、昨日の15時のニュース。
大相撲の賭博問題で協会の対応が「後手(ごて)に回った」と言うべきところを、

 うしろでに回った形となりました」

「後ろ手」では、「後ろ手に縛る」「手が後ろに回る」などを連想してしまいます。

「後ろ手に回る」という言い方もありますが、
これは「敵の背後をつく」ときなどに用いられるので、
この場合は明らかにまちがった表現です。

原稿に「ろ」が入っていたのか、
単なるアナウンサーの読み間違いか...。

いずれにしても、
またネタを提供してくれたSBCさんに感謝です!








  


Posted by どーもオリゴ糖 at 12:05Comments(0)ことば

2010年07月05日

蚊帳を知っていますか?

蚊取り線香の匂いが好きだ。

マット式やリキッドタイプのものには今一つ信頼が置けない。
たとえ効いたとしてもあまりにも味気ない。
あの煙たい香りこそが、バンバン蚊を落とし、日本の夏の夜を演出するのだ。

今年はまだ蚊はほとんどいない。
それでもムカデ除けのためと、
それ以上にあの香りに包まれたいために、毎晩火をつけている。

やはり「金鳥」の香りが望ましいが、
値段が倍くらいするので「フマキラー」で妥協。
一度天然の除虫菊を使ったものを試してみたい。
こうなると、お香とかアロマのようなものだ。

銘柄を当てる「利き蚊取り線香」なんてどうだろう...。

で、思い出した。

2週間ほど前だったか、
塾へ向かう途中、いつものようにSBCラジオを聴いていた。
すると、リスナーからの質問。
ムカデが出て困っているので対策を教えてほしいという。

ムカデのことなら任せろだ。
携帯のメールでは恐ろしく時間がかかる私なので、
塾に着いてから急いでアドバイスを送る。

他に回答を寄せた人はいないようで、まもなく読まれた。
市販の忌避剤を撒く、ナフタリンを部屋中に置く...。
そこまではよかったのだが、
その後、私はこう書いたはずだ。

「それでもダメならムカデ用の蚊帳があります。
 底まで網になっているので安心。」


ところが女子アナ、しばらく考えた後こう言った。

 「それでもダメなら...えーと...ムカデ用の網があるんだそうです。」

なんだよそれ?
「ムカデ用の網」じゃ、魚や虫を捕る網みたいじゃん...。
...意味がわからない...。

もしかして「蚊帳」が読めなかったから誤魔化したのではなかろうか...。
このアナウンサー、ときどき知識の浅さを露呈するのでそう勘繰ってしまう。

まあ、若い人は蚊帳なんて知らないだろうから、
ひらがなも付けておくべきだったか...。

アナウンサーは蚊帳くらい知っておいてほしいと望むのは古い人間だろうか...。









※画像をお借りしたので、ムカデ対策蚊帳の通販サイトへリンク。







  


Posted by どーもオリゴ糖 at 12:20Comments(0)ことば

2010年07月04日

違和感が拭えない

まちづくり構想などによく使われる「住みよい」という言葉が嫌いです。
信濃毎日新聞のキャッチフレーズにある「読みよい」にも違和感が...。

なぜ「住みやすい」「読みやすい」じゃダメなんでしょう?

おそらく、「○○やすい」だとeasy 感が伴うという判断からだと思います。
「○○よい」の方が響きがいい、好感度がアップすると考えているのでしょう。
そんな魂胆が見え隠れするだけに、よけいに歯が浮くような感じを受けてしまうのです。

こんなの最近の傾向だろうと思っていました。
ところが辞書にもちゃんと載っているんです。
広辞苑にも
「(動詞について)その動作を良い気分ですることができる。むずかしくない。たやすい。」とあり、
万葉集での使用例も紹介されています。
地名や神社名には「住吉」も多くありますね...。

自分では絶対使わない言い方ですが、
「○○よい」はどんどん勢力を広げてきているようです。

実はこの話題、以前のブログでも採り上げたことがあるのですが(2005年)、
そのときYahooで検索した結果は、
「住みよい」88万件に対し、「住みやすい」115万件でした。
かろうじて「住みやすい」に軍配が上がっていたわけです。

それが、今検索したら「住みよい」446万 vs 「住みやすい」192万でした。
わずか5年で大逆転です。

この「○○よい」、元々は四国地方の方言だったという説もあります。
民俗学的には、昔全国で使われていたものが、今では四国に色濃く残っているとも考えられrます。
いずれにしても、それが、関西弁のように全国で当たり前になってきたのです。

「走りよい」は結構聞くし、先日の信毎には「歩きよい」もありました。
お役所は「○○よい」好きなようで、
「行きよい」「来よい」「生きよい」なども使われています。

今はまだ少数派の「遊びよい」「着よい」「寝よい」なども、
5年後には普通に目にすることになるのかも知れません...。












  


Posted by どーもオリゴ糖 at 12:18Comments(0)ことば

2010年07月03日

?!の変換

土曜日は昼間から授業があるので、午前中が忙しい。
長い記事を書いている時間はない。

軽く書けるネタがないものかと思っていたら、
昨夜ネットで見つけた。

我が阪神タイガースが読売に大逆転で勝ったのを見届け、
余韻に浸ろうとYahooのスポーツニュースを見ていた。

すると、「スポーツナビ」というページの見出しにこんな一文が...。


 阪神が死闘性巣

一瞬何を言っているんだかわからなかった...。
素敵なネタに感謝!

しかし、いったいどうやったらこんな変換になるのだろう???
「せいす」でこの字が出てくるはずがない。
「せい」と「す」で一字ずつ変換したとしか思えない。
まさか「性巣」で熟語登録されているわけではあるまいし...。

かなり長い時間訂正されなかったので、目にした方も多いかも知れない。
ネットのニュースでも、こんなのあるんですね...。






  


Posted by どーもオリゴ糖 at 11:43Comments(0)ことば

2010年07月02日

大人をなめるな!

中3の女子の妹(6年生)が5月に入塾した。
問いかけてもなかなか口をきかない、おとなしい子だ。

算数の問題を、じっくり時間をかけて答える。
初めはわからないのかと思ったが、正解率は高い。
じっくり時間をかけて、慎重に考えているのだ。
1時間半、休みなしでも集中できている。

後日、お姉さんに聞いたところに寄ると、、
公の場では猫をかぶっていい子を演じているが、
家では全く違うそうだ。

3週間前のことだ。
その子が学習しているのを見守りながら、
「うん、うん...」「はい、わかってるね...」などと相槌を打っていた。

後でその日の感想を書いたファイルを見ると、こうあった。

 今日、塾の先生が「うん、うん」と言って耳障りでした。

おっと、これは1本取られた!
そうか、思考を邪魔されたくないんだな...。
「耳障り」という言葉が少し胸に刺さる。

「それは失礼。これから気をつけます」と返事を書いておいた。

その後もつい癖で「うん、うん」が出そうなのをグッとこらえていたが、
ある日、油断して言ってしまったのを見逃してくれない。

 今日先生、1回「うん、うん」って言ったよ。

しつこいなぁ...。
まあ、可愛いさも感じられるのでいいか...。

そして昨日。
いつも1,2行で終わるのに、やたらに長く感想を書いている。
書くの好きなんだな、何か楽しいことでもあったのかなと、
期待しながら読んでみると...。

 字がきたなくて読めません。

が~ん...。
私はもともと字が下手な上に、
コメントは立ったまま走り書きすることが多いのだ。
ま、それは真実なので仕方ない...。

続けて、算数の文章題は嫌いだ、やりたくないとあって、挙げ句は
 
 ムカツク!

ちょっとカチンと来る。

次は、授業中の私の些細な行動を採り上げて、
 
 意味不明です。

大きなお世話だ!

しまいにはこうである。

 先生、ことばづかいに気をつけた方がいいよ。

思わずこうコメントを書いてしまった。

 あなたの方こそ、先生に対する言葉づかい、気をつけた方がいいですよ。
 かなり失礼です。


私の行動は大人気ないだろうか...?
むしろ、言葉をよく知っている、
本音を言ってくれてありがとうと、褒めるべきなのだろうか。
可愛いもんだと気にしなければいいのだろうか...。

正直なのはいいのだが、
「親しき仲にも礼儀あり」ということも教えたい。
「個性」とか「自由」で済ませていい問題ではないだろう。

将来とんでもないわがまま娘になってしまうのでは、という心配が、
杞憂に終わることを願う。



















  


Posted by どーもオリゴ糖 at 13:28Comments(2)日記

2010年07月01日

手書きなのはいいんだが...

ワープロ機能に頼ってばかりいると、手書きには勇気が要る。
字が汚い私は尚更だ。
せめて誤字や脱字がないよう、最大限の注意を払う。
語彙や漢字に少しでも不安があるときは辞書で確認している。

塾宛にいろいろなDMが届く。
昨日は、中古のオフィス家具を扱う会社からのものがあった。

挨拶文は今どき珍しい手書き文字だ。
筆ペンで書いた文面をコピーしたと思われる。
第一印象としては、悪くない...。

ところが内容がお粗末なのだ。
まず、300文字ほどの文章中に誤字が4つある。

 「専門店」の「専」の右肩に「、」がある
 「お勧め」が「お進め」に。
 「倉庫」が「創庫」に。
 「材質」が「在質」に。


さらに、日本語としておかしい部分も見受けられる。

 「弊社の利点としまして...(中略)...在質です。
  その全ての商品が定価の7~8割引きで御購入でき
  一つ一つの商品を大切に配達させて頂く事です。」


「利点」という言葉をここで選んでいること自体が、まず不自然だ。
「弊社の利点」では、会社側が有利という意味にならないか...。

仮にそれを使うとして、
「利点としまして」は「利点と致しましては」くらいがいいだろう。
文末は「~が挙げられます」などにしないと収まりが悪い。
文末を名詞形にしたいなら、「弊社の利点は」で始めなければならない。

 「是非一度お目にかけてください。」

今、この文をATOKで打ったら、
<<謙譲語と尊敬語の混同>>というメッセージが出た。
ワープロは賢いし親切だ。

もっとも、代替候補として示してくれたのが「お見せください」だったので、
さすがに書き手の真意までは酌み取れなかったようである。
「ぜひ一度ご覧ください」「ご高覧願います」あたりが無難なところか...。

因みに先に挙げた「在質」は、漢字の誤りというだけでなく、
文脈的には「品質」とすべきだろうとも思う。

今改めて読んでみて気づいたのだが、
これだけの文章の中に、読点が1ヶ所しかない!
ただし、本来読点が入るべき箇所に微妙にスペースを設けているので、読み辛さはない。
なにしろ、今まで気がつかなかったのだから...。

これは手書き故の味わいか...。
達筆でもあることだし、こうなってくると、
よけいに誤字や変な日本語がもったいない。
辞書を引く手間を惜しまないこと、
書き終えたら何人かに読んでもらうことを勧めしたい。






  


Posted by どーもオリゴ糖 at 12:35Comments(0)ことば